「カバコフの夢」について

2020年の秋ごろから2021年年末までの間、越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭 の「カバコフの夢」まつだい地域の作品群に友人の田尾玄秀氏と共に関わらせていただきました。「多様性を重んじること、手をたずさえることは、世界で最も重要であるのにないがしろにされているもののひとつだと思います。手をたずさえるとは、すなわちあらゆる人種、国籍、文化の人々がお互いを人間として受け入れるだけでなく、あらゆるレベルで他者の知識を尊重し、理解し、育てるのを助けることです。真の意味で手をたずさえるために最良の方法は、文化と子どもたちの教育です。」と語るカバコフさんの「アートを介して、手をたずさえることの大切さを全世界に広めたい」という思いに共感し計画されました。里山に展開するまつだいフィールドミュージアムの一部として、地域と一体となって親しまれることを願っています。2022年の芸術祭の会期は11月13日(日)まで。ぜひ訪れてみてください!